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2007/12/05 (Wed) 納得する為に必要な事

ってそんな事が必要なのがおかしいんですが、それはもう仕方ありません。 ので、今日は人物設定が見え難くなってしまった主人公である勘助と、個人的シュミで景虎(あえて)のそもそもの人物像を考え直す事から始めて、何か見えないか?と思い立ちました。

最近ステラでやってる 「思い出の名場面、名台詞」 を自分なりに考えた場合、自分だったら勘助の場合、やはり 「生まれて来るのは甲斐の子でも諏訪の子でも無く、天下人の和子様となりましょう!この勘助がそうするのです!!」 個人的にはあれが 「風林火山の勘助」 そのものだと思います。 あれは風林火山を代表する名台詞だったし、彼の夢はこの一言に尽きたと思います。  

晴信に全てを捧げたかつての勘助。 自分のコンプレックスを全く無視してその能力だけを買ってくれた只一人の君主。 その晴信より心惹かれる由布姫という大きな存在に、勘助の運命は翻弄されました。 雪のお堂で感じた恋心、先の言葉は勘助にとって、由布姫を一人の女性として愛情を感じた証の瞬間でもあり、その言葉を発すると同時にそれは恋愛を超越した勘助の 「夢」 へと変わったのだと思います。 彼の恋愛感情は、あの台詞の中で実体となり、そして消えて行ったように思います。 由布姫は勘助の生きる意味であり、壮大な夢となりました。 今更だけど。



そして景虎、いや政虎になってから 「われは人ゆえ、人を超えねばなりませぬ。 この越後が ~中略~ 我死すとも、わが心がこの地を守ってゆけるよう、われは己を超えねばなりますまい。 それが守護としての覚悟にござりまする」 の名台詞がありました。 景虎は天性の才と 「儀」 と言う揺ぎ無い精神を持って世を本来の形に戻す為奔走しますが、 戦乱の世に彼の思想はそう巧くは反映されませんでした。 一時は出奔し、又余りに「義」を重んずるが為に、関東での今の上下関係を読めない成田氏の浮いた態度を見逃してやれず、関東平定を断念したまま武田と相対する事となりました。 
が、この関東での事件で景虎は約束通り上杉家を継ぎ、己の志の為に腹を括り直す事が出来たのは大きな成果でした。

勘助と景虎(あえて景虎で)、二人共実にピュアな存在です。 にも拘わらず、勘助にはあの雪斎の声が付いて回って来ています。 「武田はあの軍師共々私利私欲の域を出ておらん」
景虎には伊勢の声が。 「天罰などと言うても、所詮は人間の驕りにすぎますまい」 二人共今だ何をやってもこのイメージが付き纏っているのです。

「我こそが毘沙門天なり」 この言葉で上杉軍は退路を断ち、敢えて武田の懐に飛び込む形で決戦に挑みました。 この戦で世を荒らす信玄を討ち取る決意は越後の守護としての覚悟の表れ。 死地に身を置いての最後の戦の覚悟です。 全ての事件や台詞はここに繋がっているはずでした。 

勘助も又自らの山本家の事など重要に捉えず、この戦を勝頼の初陣とし、手柄をたてさせようとしていました。 戦に勝てばお屋方様はやがて天下を獲るだろう。 勝頼は寵愛を受けるだろう。 これが勘助の基本的な予定だったんだろうと思います。 が、彼の行動には余計な部分が入り過ぎていつも誰かを裏切っているように描かれてしまっています。

この勘違いされた二人について回る人物、信玄と宇佐美は、彼ら二人の拠り所であり、二人をを助け見守る役。 それぞれを、大将と軍師として対に考えない方がすんなり納得が行くと思います。 もちろん景虎にとっては信玄は只一人すぐにでも抹殺した人物。 その為に命を賭ける。 でもこの時点では、彼はそれ以上の感情を信玄に抱いてはいません。 むしろ二度も濃い出逢いをした勘助には、憎き信玄への思い入れを改心させられないのが悔しい感さえありました。 

景虎にとって勘助は、気になる存在。 敵の軍師、今度逢う時はその減らず口もたたけまいと高野山で誓ったに違いないでしょう。 景虎は勘助を通して諸悪の根源の様に思い込んでいる信玄を常に観て来た。 でも、信玄以外の血は無用と考える景虎にとっては勘助も又、生きるに相応しい愛すべき一人なのだと思います。

それに対して勘助にとっての景虎は何か? しょうもなかった前回確信出来た唯一の事。 彼にとって景虎は死に場所なのかもしれないと思うのです。 戦には勝つ、でも香坂の言ったように皆無事では済まない。 そろそろ自分の番かもしれないしその覚悟もある。 ならば散るのはお屋方様の勝利の為、そして景虎は勘助の死に場所でなくてはならなかったのだと思いました。

この誤解され易い二人が、次回からの二回にその誤解を晴らすには、まず勘助はあくまで 「武田の軍師」 になる事。 「四郎を不幸にだけはさせないで欲しい」 由布姫との約束を果たした今、勘助の 「夢」 はお屋方様と武田家であるはずです。 勝頼を諏訪に置いて来た以上、戦に出た信繁や義信、など信玄の後継になる可能性のある人間とどう戦の中で拘わるか? それ次第で、勘助はやはり由布姫の呪縛から解かれないまま、私利私欲に走ったままの人間で終わってしまいます。

そして景虎(政虎)は、誰も傷つける事なくひたすら信玄との一機打ちに持ち込む事。 なるべく犠牲を出さずして信玄のみを討ち取る姿勢を見せて貰わなければ、やはり彼の覚悟は無駄になってしまうのです。

さーどうなるんでしょか? この二点だけしっかり描いてくれればもういいや! と今日のところは甘く想像しておく事にしました。 (それもダメなんだろか??) 
この二人の関係はもっと色々な要素を含み、越後編と高野山でかなり面白い関係になったにも拘わらず、結局それも使えないと来るから、最後もそんなに感動的な拘わり合いは無いと諦めておけばOKでしょう。  でも一機打ちだけは譲れないわ! あれだけはTV史上に残るシーンに編集して貰わなくっちゃ!  と、こんだけの結論の為に長々と失礼しました。

23:14 |風 林 火 山 | trackback(0) | comment(0) | 【PAGE TOP】↑


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