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2007/12/02 (Sun) 「龍の化身」 と 「NS/EYES ON」

↓の続きを書こうと思ったけど、別記事にする事にしました。 「NS/EYES ON」 を軽い存在に思っていたら、これって微妙にいつもの 「ドキュメント本」 に当たるものかも? と思えたら面白くなりましたよ アルバムが出て、ライヴに行って、DVDが出て最後に舞台裏の詳細が解る「ドキュメント本」が出て完結。 その間色々謎解きまがいの事が多々あって考え込んだり、放り投げたり、感性が全てだ!と解決した気になったり…でもって「ドキュメント本」を読むと、(あーそうだったんだぁ)と必ず感慨に耽る事実が幾つか判明して納得し、又改めてアルバムを聴く日常に戻る。 このいつものパターンを今回もやる事になるのね。

やっと両方揃って、何故 「龍の化身」 を観てすぐにドドド~!と感情が押し寄せないのかが解りました。 あの写真集の中には景虎が憑依した写真と、Gacktの写真が混在している事は明白ですが、それを単に「綺麗」とか「カッコイイ」とかで観たらすぐ納得して終わるんだけど、そんな簡単なシロモノではない為に、軽く「サイコ~」 なんて言えなかったワケです。 もちろんあの表紙の 「神!写真」 がシリーズの様になってるのかな??と思ったりもしてたんで、 グラビア風の野村氏がいつも撮ってみえるんだろう撮り方が思いの他多くてびっくりした事もあるんですけどね。 正直言うと。

本物の景虎を偶然カメラに収めてしまった「神!写真」は特別に置いといて、景虎として存在するGackt氏と、Gacktを撮り分けてあるのは、野村氏の意図的な構成だと解るのが 「NS/EYES ON」の写真です。 一番解り易いのが、P42-P43のカラーのアップに対して、P11-P12の同じようなアングルのモノクロのアップの違い。 景虎として存在する時、演技者として素人である事、ベテランに混じる事、まずは真摯な姿勢で臨んだ事、等などの要素が融合して、結果的に若く、純粋で繊細な景虎に非常に良く似た存在が生まれました。 緒形氏だったら簡単に「可愛い」とおっしゃるだろう要素を持つ前者がカラーアップ。 それに対してGacktと言う存在は「毒」を含んでいます。 後者のモノクロアップはインタビューであれだけ饒舌に語る人物に他なりません。 野村氏は景虎と、その中身の本質をこの写真だけでも撮り分けているんだと思いました。 そしてそれが、Gackt氏本人が持つ二面性でもある事が面白い



もう一つ 「龍の化身」 の中で気になっていた事は、完璧なグラビア写真撮りは別として、撮影中に撮られた景虎は自然に背景に馴染むのに対して、景虎の衣装を着てはいても、Gacktである時は、バックが林であろうと、建物の中であろうと、どうして浮くんだろ?な謎。 明らかに照明にしろ、フォーカスにしろ、それを狙っている意味が解らなかったんですが、「NS/EYES ON」 の中に、野村氏が普段得意とする、女性のグラビア以外のもう一つ、「相反する二つの要素を2つ繋げて作品にする手法」。 この手法も野村氏の主張として出て来ていました。 氏のサイトに行くと壁紙や、風景写真としてこの手法を使った作品が沢山観られます。 「NS/EYES ON」のP45-46がそれです。 この撮影現場設定自体がその手法でもあると思います。

それが理解出来ると、「龍の化身」 の中の見開き4枚構成の写真はこの手法だし、見開き2枚でも人物とアイテムの構成にする手法が見られます。 景虎の衣装を纏ったGacktは、林の中で後ろに「毘」の旗を立て、赤紫の鎧に刀を横に持った写真なんかが解り易いと思います。 上半身が合成の様な照明効果を使って、わざわざ人物を背景から浮き上がらせています。 これは、1枚の写真の中で、2つの要素を対比させた野村氏独特の手法なのかもしれません。

最初は物凄く不自然で、出来過ぎた写真だと思っていました。 昨日「出来過ぎた」と書いていたのはこの手法の事です。 が、この効果によって得られるものは、Gacktが持つ「毒」が、周りの清々しいはずの緑をも、危険な匂いのする森に変える効果を生む事だと気付きました。 野村氏はGacktの持つ「毒」を引き出す事で、作られた設定でも、充分カリスマを感じさせる術をすぐさま察知されたんじゃないでしょうか?

野村氏の醍醐味であるらしい(オフィシャルサイトでしか観た事ないので)上品で美麗なグラビアは、Gacktとしても得意分野ですが、やはり上品な仕上がりで、「毒」はあえて消してありません。 きっとこの眼光が気に入ってみえるのでしょう。 眼線を重視した凛とした佇まいを切り取ってあるように観えます。

そして最後の見開き3枚の写真は、1枚目が本業のグラビアとしての傑作。水色の狩衣のトーンに合わせた背景処理と影を計算した「毒・謎・貴・殺気・狂気」全て外していない写真。 濃紫の雲をバックにした若林氏のコメントを挟んで、2枚目は撮影中の傑作でしょう。 この物言う眼差しと、今にも言葉を発しそうな口元は野村氏の好みだと思います。(てか私もこれハマリました)最後を飾るのはやはり狙って撮れる写真ではありません。 表紙写真に対して、裏表紙の役割をする、観た事の無い表情は貴重品。 憂いを帯びた表情に対してカラートーンを落とさず、ハッキリした自然色を使う事で、景虎の芯の強さは揺るぎませんが、義に生きる人の孤独と悲壮感まで表していると思います。

昨日まで一部手放しで絶賛出来なかった部分が、野村氏の意図的なものだと解ってから観直すと、ここでも又全身全霊を込めた作品が生まれた事を実感出来ました。 高揚したレンズを通したGackt氏も又、アンビバレンスな己を知った上で、それをあえて解り易く表現する術を心得たプロ中のプロである事を魅せ付けてくれました。 いや~こりゃ又神棚行きの、我が家史上初の取り扱い白手袋作品だな 

長々と語ってますが、結局のところ、この2冊を観て読んで、一番肝心なのは、川中島の両雄対決を心して観る事だと確信! どう撮れていようと、それをやってのけた人達の気迫は観なければ分りません。 あの撮影中の写真だけでもその尋常ではない気迫が伝わって来るんだから、それが動画となると…ドキドキします さぁグランドフィナーレに向けて丁度いいタイミングで出たこの2冊を取り敢えず自己消化して、(細かい事は後でも充分萌えられる) いよいよ本日川中島ですぞ  (拝み倒し!)

01:23 |今現在某残念な人 | trackback(0) | comment(9) | 【PAGE TOP】↑


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おじゃまします 

はじめまして。宙(そら)と申します。
9月からずっとロムらせていただいてました。
エントリーが見た目を褒めればいいと思って
いる人たちと違うので毎日通っています。
生き方に共感するとか書いてないのも好きです。 

風林火山でいつもより興奮するとテンプレートが
新しくなっているのも嬉しいです。芸術的ですね!
"関東出兵"は悔しかったので、関東事情の補足は涙が出そうになりました。
Gacktさんも風林火山の公式HPで補足していますね。
Rueさんが全てを驕っていたからで済ませるには単純
すぎると書いていたことを思い出しました。

写真集への何となくイライラさせられる理由も
Rueさんのおかげで整理できた気がしました。
(嫌いなのではないですよ!)美意識の哲学書だと
言われるとイライラが不思議となくなったのです。

私のイライラはグラビア撮影のような写真たちです。
風林火山の景虎を見守っている時に出版するのは
違うのではないかと思ったのです。
でも野村さんの独特な方法を分析までしてあって
これも全身全霊を込めた作品なのだと思うと
今出版されていいものだと思えたのです。
全部が川中島の決戦の命を賭けたシーンに繋がるんですね。
自己消化という言葉は今の私にとって大きな助けでした。
お礼が言いたくてカキコしました。

次のエントリーも楽しみにしています!
松山さんと漣さんのコメントも隠れファンです。
他では読めない鋭い感想が好きです。
では長文で失礼しました。

2007/12/02 15:15 | 宙(そら) [ 編集 ]


No title 

宙さん はじめまして♪

コメントありがとうございますm(__)m
通って下さってるなんて!本当に感謝します。 たいした事は書けないのですが、何か感性が合うものがあったら嬉しいです。
「関東出兵」と「決戦前夜」は特に表現されて無い部分が多くて不満が多かったので、補足をして実は私自身が納得してたんです(笑) 同じように納得して下さってこれも嬉しいです。 (只、今日の放送回に全くそれが活かされていなくて又ガッカリ…。)

>風林火山の景虎を見守っている時に出版するのは違うのではないかと思ったのです。
■ 私も写真集に関しては、実のところ未だ余裕を持って観ていません。それは多分本編の方が進行中で、しかも納得がいかないせいだと思います。 普通にあのグレードの写真集が出たら、文句なく皆さん大絶賛だと思いますよ。 本編が終わったら、もっと雑念なく鑑賞しようと思っています。 今は考えなくてもいい事を考えさせられる時期だから、宙さんは「あれ?」っと思われたんじゃないでしょうか?  あの中のインタビューにしても、川中島の前に読んでおきたいものだったですよね。 
景虎はドラマの中に、リアルタイムでは今だけ存在していますが、演じているGackt氏は活動の一環としてやっているわけですから、タイミングとしては今でよかったんじゃないかと個人的には思います。

>全部が川中島の決戦の命を賭けたシーンに繋がるんですね。
■ そうですよね!それを楽しみにしましょう!これをリアルタイムで観られるのはラッキーですよ♪ こちらこそお礼を言いたいです。書き込みありがとうございました☆

>松山さんと漣さんのコメントも隠れファンです。他では読めない鋭い感想が好きです。
■ ええ私も大好きです!大好物です!(笑) はっきり言って助けて貰っているばかりなので、恐縮しなければいけないんですが、なんだか親近感を感じて甘えております。 宙さんもお暇な時は横レス歓迎ですので遊びに来て下さいね! どうもありがとうございました。

2007/12/03 00:02 | 「Rue」@家主 [ 編集 ]


No title 

宙さん ども(てれ)
今やRue家の居候になりつつあります松山です。
か、隠れ不安(なるほど)
ご心配おかけいたしまして、精神状態は極めてどん底です。日本海溝まで落ちそうです。
あ、違いました(汗)愛を感じました。ありがとうございまする(てれ)
じゃまにして塩ふりかけないでいてくれるRueさんにも愛を感じます(ナメクジじゃないです)

2007/12/03 00:42 | 松山 [ 編集 ]


No title 

さっそく横レスで失礼します。
はじめまして松山さん。
いつもRueさんとの楽しいやりとりを読んで
楽しませてもらっています。

お二人はおもしろいのに誰も考えつかない事を
書いておられて感服しています。
知識も豊富なのに、又恋、又北とか 
そんなおもしろいことがすぐに出てくるのが
天才的だと思います。


"いざ川中島"は私もがっかりしまいました。
今から一番見たい場面が始まるのに
どの登場人物も戦いの心構えに入っていない
みたいでした。

最後なのにおかしいと思いますが
武田軍の家臣は誰がどんな人だったか
あまり印象に残っていません。
その人の昔を思い出して泣きそうに
なることはない気がします。

勘助だけ武田軍の象徴に見えました。
上杉軍を応援しているからそう見える
のかもしれませんが。
でも勘助はとても好きな登場人物なので
板垣に負けない扱いをして欲しいと思います。

"いざ川中島"がおもしろくなかったのが
私だけじゃなくてほっとしました。
Rueさんと松山さん。 
補足があったら教えて下さい。
又寄せていただきます。

2007/12/03 19:40 | 宙(そら) [ 編集 ]


No title 

宙さん、お言葉ありがとうございます。隠れファンと書いていただいて、い、いいのかしら、とついおろおろしてしまいました(苦笑)いつもRueさんのところに珍妙なコメントばかり書き込ませてもらってますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
>"いざ川中島"がおもしろくなかったのが
私だけじゃなくてほっとしました。
 大丈夫です。私もあまり面白いとは思いませんでした。というより私もがっかりしたけれども見ていた皆さんもがっかりしたろうな、と見た直後思ってたので。
前回演出はともかくも、政虎が一回り成長し、出陣式をして、越後軍が川中島へ進軍してテンションが上がって終わりました。なのに今回、武田軍は延々と出発前のお別れをしていて、テンションが下がりました。テンポが良くないんですね。それは武田の方が主役方だけあって色々とかたをつけておく人間関係がありますが、漢らしくスパッと出陣式ひとつで戦に来た越後方に比べると流れがもったりして見えるんです。てっきり本当に川中島で両軍が干戈を交える所まで良くと思ってたので残念でした。
 それではまた寄らせていただきます。

2007/12/03 23:16 | 漣 [ 編集 ]


No title 

宙さん いらっしゃいませ♪

今日も松山くんと漣さんは絶好調です!(笑) やりとりは笑えるかと思いますが…ポリポリ。

>どの登場人物も戦いの心構えに入っていない
みたいでした。
>武田軍の家臣は誰がどんな人だったかあまり印象に残っていません。
>勘助だけ武田軍の象徴に見えました。

この3点!とっても重要な部分だと思います。 丁度松山くんとお話していた部分なので、今ここでレスしようと思ったんですが、長くなりそうなのでエントリーに回させて頂きますね!(ってネタを頂いてしまいました/汗)

■ 私も勘助は好きですし、内野氏の演技は目を見張るものがあります。 彼が由布姫モードに入る時の喋り方はマネ出来るくらいですよ~(爆)
なんたって勘助が主人公なのが 「風林火山」 ですから、ドラマチックにしてくれなきゃ困りますよね!
補足は…川中島について調べた事はちょっとありますが、今必要かどうか?ちょっと考えているところです。 又何か思いついたらお付き合い下さいね!
と~ってもありがたいコメントありがとうございました! ネタ提供ありがとう御座いますm(__)m
コメントのお返事は今日のエントリーにて!

2007/12/03 23:39 | 「Rue」@家主 [ 編集 ]


No title 

あ!漣さんこんばんわ♪

やっぱり皆同じような意見で…ちょっとホッとしますねー。 これで世間が喜んでたら怖いものがあります。 昼メロみたいでしたよね!

ところで漣さん!風林火山公式サイトのうさみんのコメント動画!萌えたでしょ?♪(笑)

2007/12/03 23:42 | 「Rue」@家主 [ 編集 ]


No title 

Rueさん、漣さん、ありがとうございます。

私の書いたことがエントリーになるなんて
想像もしていませんでした。
本当に感じたことだけ書いただけなので
恥ずかしいです。

でも内容が私が思っていたけれど
文章で書けなかったことだったので
とても嬉しかったです。ありがとうございました。


漣さんへ
はじめまして。よろしくお願いします。
漣さんの文章は本をたくさん読んでいる人の
文章だと思います。とても好きなので
コメント覧も全部読んでしまいます。
Rueさんと松山さんと漣さんと三人で
小説を書いたら楽しいだろうと思います。

みなさん又たくさん書いて下さい。
又寄せていただきます。

2007/12/04 18:54 | 宙(そら) [ 編集 ]


No title 

宙さん♪

こちらがありがとうございますですm(__)m
宙さんのコメントで、何がどうつまらなかったのか?がハッキリして、お陰でポジティブな方へ想像が膨らむようになりました。
いえむしろ宙さんの言葉の方がハッキリしていて解り易かったです。 言葉ってシンプルな方が響くんですよね。図々しくスミマセン(汗)

折角の一大ドラマ!楽しく観なきゃ!と別視点を変えて、一機打ちはもちろん特別に♪ あと二回充分堪能しましょうね♪ 宙さんのお陰で早く切り替えが出来ました! ありがとうございますv

2007/12/04 23:37 | 「Rue」@家主 [ 編集 ]


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