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2007/12/01 (Sat) 景虎ヌーヴォー解禁

「龍の化身」 やっと発売日なので、具体的なお話が解禁です (多分)
昨日は未だ一応発売日じゃなかったんで、なんだか薀蓄だけで終わっちゃった。

まず装丁が綺麗だね~ こうゆうスモーキーな色って大好き!何度観ても 「なんて美しい表紙でしょう  」 実際に手にした、この重さがイイのっ! 有り難味を増長させるわ  馬を白馬にしたのは、全体の配色のバランスと、緑の大地を駆け抜ける設定を考えての事だったのね (ウットリ)

実はもっとカメラ目線ではない、自然な撮影時の写真がド~ンといっぱい載ってるのかと思ってたら、案外普通の写真であらららら…。 只、この写真集の素晴らしいところは、大道具、小道具、衣装、等など、景虎を形成するに必要だったアイテムの詳細が映し出されているところだと思います。 紙質選びや、ページのグラテーションの付け方等細かな部分にも愛情を感じます。

緒形氏のインタビューで始まる「出逢い」 そこには灰緑の空にたなびくのぼり。 まるで天駆ける龍のように生命を感じます。 前のページの黒いのぼりと鎧に対して、このたなびく饐えた白。 風を視覚的に捉えた絶妙な写真を、憎いページに取り入れたものです  (又拝む) 出逢った景虎という名の歴史を飾る人物の1ページ目はこの写真がいいと思います。 若くて繊細な、でも強い信念を持っていそうな神秘的な景虎は、鎧も手綱も真新しく、この頃の彼がポツンと有無を言わせぬ自然の前に存在するのが瑞々しくて納得。

本人が映っていない、迫力のある合戦シーンをこれ又美しい色彩で差し込む拘りは、次に表れる龍の化身をより鮮やかに登場させる為なのでしょう。 この写真ってばホント~に「神」だわっ 躍動感と言い、表情と言い、色彩の妙と言い、文句なく野村氏のマスターピースとなるでしょう。



その後からは、自然の緑を背景に、ポーズを付けた写真が続きますが、カメラ目線でないけれど、計算されているからか、緑の中に異質な者が存在するように見えます。 急に赤暗い劇中に出て来たシーンになると、その暗い色が、映画を思わせるように巧く構成されていると思いました。 ただこの、水色の狩衣に刀の写真は何故ここに必要なのか?は不明。 狂気を帯びて出陣って事かしら? 両開きの刃と空が一体化した写真の様に、冷静な面持ちの時の方が景虎ってば怖い。 

劇中ではチラっとしか出て来なかった、緒形氏も語られている上洛時と関東管領式の写真。 これ又出来過ぎだけど、光の使い方が巧いな。 数珠を持った手元の写真は大好きです そしておそらく多くの人達がここで「素足萌え」するんでしょう(笑) ここから又出来過ぎた美麗な写真に混じってアイテム写真が入りますが、蝋燭や、甲冑の腕のアップもいいな♪ 鎖かたびらがアクセサリーやスパンコールに観える人ってあんまり居ないでしょう。

一枚一枚じゃキリがないな。 おそらくリハ中に撮られた動きのある写真や、川中島ロケの時の写真はとっても好きです。犀川を渡る馬の足元なんかもいいな♪ スタジオや場所設定してカラコン入れて撮った写真は綺麗なんだけど、ちょっとルックスに頼りすぎな感がある気がします。 確かに、劇中でも景虎がこんな風に撮れてたら、そりゃ~えらいこっちゃったんだけどね (想像しただけで大変!) 

表紙の写真の次に好きなのが、最後の見開きの2枚です。 一番最後は観ちゃいけなかった様な表情だし、最後から2番目! この景虎だけが持つ神秘性と繊細さと瞳に宿る強い光は、この人物設定をよく表現した一枚だと思います。 他の綺麗綺麗した写真と何処が違うかと言うと、右に何も書いてなくとも、その口元から言葉が漏れて来そうな、戦国の時代に入ってしまっている写真だから。 グラビアではなく、あくまで一シーンの美しさを満喫出来て、「あ~~!このレベルで撮って欲しかった!!」と内心叫ぶのでした(無理だし)

やっぱり黒の狩衣は似合うな~とか色々思うところがあるけど、写真集全部を「神」とは呼べない部分は確かにあります。 でもGackt氏のインタビューが面白い!この人らしい内容と語り口で、妙に説得力があるのよね。 だからこれってある種の哲学書って書いたんだけど、この拘りは美学ではなくて 「美意識」 と言う 「哲学」のように思います。

それにしても何が興味深いかって、劇中では、勘助の地べたを這いずるような 「リアルな戦国の現実」 を主たるところとして描いている一方で、浮世離れしてはいるけど、実際に存在した過去の偉人を具現化したものが 「写真集」 として別に存在するところ。 作りたい人が居るとろこが面白い! 男の美意識ってのも又興味深いもので、実際リアルな男臭いカッコよさを求める傍らで、こういった神秘や非現実性に憧れ、女性よりももっと完璧を求める。 

これは以前頂いたコメントのお返事にも書いた事がありますが、 信玄に決定的に足りないものを考えた時、 冷静で頭脳派、冷徹にも観えるが、人の信頼厚く大胆不敵、あくなき挑戦と野望。全て揃っているヒーローなのに、信玄も又天下を取るに足りる器だったにも拘わらず運が味方しなかったという 「悲劇性」。 日本人が一番好む、「悲劇のヒーロー」の部分の表現が完全に欠落していると思うんですよね。

その点景虎は、存在するだけで、異質なヒーローとしての悲劇性を充分感じさせるんだと思います。 強いから美しい、異質だからミステリアス、そして悲劇的だから囚われる。 日本人の嗜好と思考が見事にハマる人物だと思います。 今まで多くの謎に包まれて来た謙信は、「風林火山」の景虎によって、具体的にその極端な行動の意図を説明されました。 何故そこまでストイックになる必要があったのか? そしてそれと同じ事をしている人物が、縁あって景虎にキャスティングされたのは、単なる偶然ではないと思います。 それが解るだけでこの写真集の存在価値はあるのでしょう。

写真家の野村氏が、この撮影後、新たにインタビューと撮影をオーダーした気持ちは、日本人の誰もが持つ、「悲劇のヒーローへの憧れ」 かもしれません。

                   + + + + + + + + + + +

えへへ。 オフィシャルに行ったら撮り下ろしポスターとポストカード、果てはせんべいまで申し込み開始してたので…ポスターなんて貼ったら普通に生活出来ないので、ポストカードを注文して来ましたわ。 でも一番興味があるのは 「せんべい」。 明日はお休み♪ 朝から聖書を眺めよっと (なんだよ!もんの凄く喜んでるじゃんよ!と突っ込んであげて下さい)←ええ。被写体として褒めるなんてしませんわ(多分おそらくそう願いたいいつまで続く?)。

01:09 |風 林 火 山 | trackback(0) | comment(2) | 【PAGE TOP】↑


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No title 

 その、実は私、音楽に疎いです。そして映像にも疎いです。「龍の化身」の表紙の写真のように反応するのは私としては極珍しいことで、写真集自体も素敵だな♪と思ってますが、Rueさんや他の方の文章に写真の観方を触発させてもらってます(さんをつけたほうが落ち着くので、御勘弁を(苦笑))皆さん感性豊かですね。私はどうしても文章の方により注意が行ってしまうので…。
それで写真も楽しませてもらいましたが、インタビューも楽しませてもらいました。Gacktさんのインタビューで「僕は練習が大嫌いなんだよ。本当に嫌いなんだよ」の部分がとてもとても面白かったです。前ステラで内野さんとGacktさんの対談で、Gacktさんが「僕も『段取り命』だから」と言ってたりして練習や努力を人一倍重ねるのが好きな人、という印象が強かったのです。それが努力が嫌い!と力強く言ってらっしゃったので、印象が一気に覆って、前より一層興味深い面白い人という印象になりました♪

>何故そこまでストイックになる必要があったのか? そしてそれと同じ事をしている人物が、縁あって景虎にキャスティングされたのは、単なる偶然ではないと思います。
 読売新聞のGacktさんの特集で景虎は大きな目的のために自分の大切なものを一つ犠牲にしなければならないと考えた、という様なことが書かれてありました。偶然ですが、その頃私も謙信公が一生独身の理由の一端を、同じような感じに考えてたので、嬉しかったです♪Rueさんも同じような事を考えていたと書かれていたのも嬉しかったです♪

ところでオフィシャルグッズですが、ファンクラブの人間でなくても注文して良いものでしょうか?私もポストカードが欲しいのですが、申し込んでよいものかどうか解らないのです…。

 それではまた寄らせていただきます。

2007/12/02 00:11 | 漣 [ 編集 ]


No title 

漣さん こんばんわ♪ (確かに落ち着く。他は考え付かないですね、実際 / 笑)

>「龍の化身」の表紙の写真のように反応するのは私としては極珍しいことで、写真集自体も素敵だな♪と思ってますが
■ これが一番肝心なんだと思いますよ。 要は同じ物を「好き」と思った同士が意見交換してもっと好きになったら楽しいからやろ!ってのが大切だと思います。 
私も実は彼の写真集と名前が付いたものは買った事がありません。近年は雑誌を買ったとしても、写真はそんなに興味がなく、インタビュー目当てで買う人なので同じですよ♪ 今回のインタビュー面白かったですね! うさみんがライター貰った話も初耳で、緒形氏からしてみれば「可愛い」の一言で済むんですね(笑)亀さんが一機打ち撮影すぐOKしてくれたお話も貴重でした。
写真集に関しては今日「N/S EYES ON」を観て読んで、やっと一つの側面は理解出来たかも?と思いましたが、その内又別の面が見えて来ると思います。 その程度の感性なんですよ(笑)単に解ったような気になるか?ならないか?だけの違いだと思います。

>前より一層興味深い面白い人という印象になりました♪
■ この人は興味が尽きない人物だと思います。 喋ってる事だけでも、歌ってるだけでも、捉えきれない多面性があって、何か業を背負っているような悲壮感があったかと思うと、子供みたいだったり。 その内又新たな面を見つけてビックリしたり引いたり(笑)ウケたりしてみて下さい。 私も本当の事なんて解らないし、解らない方が楽しいと思ってます。 Gacktと言う人は、単体だけで趣味に出来る人だとは思いますよ(笑)

>私も謙信公が一生独身の理由の一端を、同じような感じに考えてたので、嬉しかったです♪Rueさんも同じような事を考えていたと書かれていたのも嬉しかったです♪
■ 自分の捉え方が誰かと同じだと凄く嬉しくなりますよね! 私も漣さんと同じだったと知って嬉しいです☆  今まで謙信については興味があるのに曖昧な点が多くて、この機会が無かったらこんな事考え付かなかったと思います。 

>オフィシャルグッズですが、ファンクラブの人間でなくても注文して良いものでしょうか?
■ オフィシャル先行発売なだけなので、誰でも注文出来ますよ♪ オフィシャルサイトから着払いで発注出来ます。 グッズも普段買わないのに今回ばかりは撮り下ろし別vr.なのでポストカードだけは欲しいですよね!是非ご入手を! いつもコメントありがとう☆

2007/12/02 02:18 | 「Rue」@家主 [ 編集 ]


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