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2009/05/25 (Mon) 巴里の現実

予想を大きく裏切って又しても「やられたーー!」と叩きのめされたV.a.m.p.sのB様カヴァーと、アルバムの超優良曲達と、バンドー!な演奏と、Rock~!なヴォーカルに続き、ついにお隣のお巴里DVDを観てしまいました。

ハッキリ言ってもー「羨ましい!」とか「やられたー!」とか誰か庇護する者を抱えた様な発言をするのはみっともないので止めます。
その位バンドとして理想的なライヴです。 感動以外のなにものでもありません。 我が国にこんなバンドが存在する事自体を誇りに思います。

思えばインディーズ時代、関東制覇までしていたワタクシ…あの時あの人達に「将来こんなバンドになってくれないかな~??」と淡い期待を抱いていた、その姿がある曲の時にそのまま存在しました。 泣けて来ました。

興味の無い方は縁が無いだろうし、好きな方は観られると思うので書きますが、「f.o.r.b.i.d.d.e.n l.o.v.e.r」のあの世界はもおマレーネ・デートリッヒとかグレタ・ガルボとかを彷彿とさせるヨーロッパ映画の世界とダブります。 日本人とは思えないセンスと、日本人にしか考え付かないフレーズやメロに溢れ、世界に向けて素直に反戦の心を訴える「M.y D.e.a.r」~「f.o.r.b.i.d.d.e.n l.o.v.e.r~」への流れ…圧巻です。
会場のヨーロッパ中から集まった外人さん達は涙を流し、手を取り合い、BFにもたれかかり、スイングし、拳を振り上げ、それぞれが自由なファッションと自由な楽しみ方で会場を盛り上げます。
正にこの観客あってのこのライヴです。

ついにここまで来たか…メジャーに行ってからお隣さんとして距離を保って来た彼らが掴んだ栄光と、それでも未だ昔と同じ表情を見せる彼らに、ミュージシャンとして一番必要な音楽に対する愛情とプライドを観ました。

「今日は調子が悪いから」 「今日はトラブルがあって運が悪かった」 そんな言い訳はもうどのバンドにも通用しないライヴがここに成立しています。 これこそバンドならではの技であり、長年黙って努力を積み重ねて来た証です。

それぞれの主張を持った一定の人間が、長年それぞれを認め合って存在する事は想像を超える困難だと思います。 彼らも又幾度もの試練を乗り越え、そしてお互いを尊重し、自分のやるべき事を見極め、それに誇りを持ち、心からそれぞれに愛情と尊敬の念を持てるようになり、巧く自分を発散させ、無理をしなくてもバンドとしての音を極められたのは、日本ではそうそう前例のある事ではないと思います。

今回最悪の条件での演奏をしいられたギタリストとコンディションが悪かったヴォーカリスト。 それでもクールな表情で今出来る限りの力で、その気持ちを心から訴えた時、そんなトラブルや不調はどうでも良い事になってしまいます。
昔からバンドの舞台やぐらと呼ばれるリズム・セクションの2人、縁あって途中からこのバンドに参加したドラマー、妙に神経質で何をやっても満たされないリーダー。 彼ら2人の冷静で情熱的なバックアップでこの奇跡は成立しました。
 
黙々とシャープなプレイを披露する小柄で地味な印象があるドラマー、狂気とはこうゆう人に感じるものなんじゃないか?とその時思いました。 彼が一瞬あのジ.ョ.ニ.ー・ロ.ッ.ト.ンに見えたのです。
時代の異端児であり狂気の人であり、そして哲学者であり、落ちこぼれそうな若者を生きる事に導いた人。
狂気の人とは、変った事をしたり、多くの人をあっと言わせる人の事ではなく、むしろ多くの人が「え??」っと眉をひそめそうな事が起こったとしても、それすら感動に変えるだけの力のある人の事だと思わされました。

このドラマーとの縁は彼らの音楽の幅を広げただけではなく、本当に縁の下から支えられている実感が湧きました。 リーダー一人では無理で、思い悩んで来た事が、今自然に出来てしまっているのです。 彼こそこのバンドを自由な音楽の世界へと解放してくれた人です。


CDで聴くと余りに出来過ぎていて面白味が無いと思っていた曲達も、ライヴを計算して作ってあるんですね。 どれも今まで聴いた事の無い新しい曲のように心地よくノリノリな曲に変っていました。

そしてラストを飾った、それこそ出来過ぎであまり好きではなかった「あ.な.た」があんな名曲だったとは!…。 会場を埋め尽くすヨーロッパ中の男女が日本人が歌い、演奏する曲にあんなにも感動する事実は本当にちょっとショックすら感じます。
ライヴ映像が途切れても、ぼーっとして画面を観ていました。
バンド・サウンドの妙を聴きたかったら、本当にバンドとして成立している人達を聴く事をお勧めします。
正直、歌メロしか追わないタイプの方々にはお勧め出来ません。


華やかで全てに恵まれて来たように見える彼らは、その昔不確かな才能と夢しか持っていませんでした。
敢えて昔の呼び方で、ハ.イ.ド.く.ん、テ.ッ.ち.ゃ.ん、k.e.n.ちゃん、おめでとう! そしてユ.ッ.キ.ーありがとう! あなた達こそ本物の覇者です。

このDVDで私はこれを正直に認める事にしました。 優れた音楽なら誰が演っていようと大好きです。 

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22:04 |某理想的.虹.バンド | comment(6) | 【PAGE TOP】↑


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